7月の貿易赤字、5173億円

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財務省が8月22日に発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5173億円の赤字だった。
赤字は2カ月ぶりで、7月としては過去最大。

輸出は自動車は4.6%の増となったが、半導体等電子部品(-13.9%)、鉱物性燃料(-24.6%)、船舶(-18.0%)等が減少し、対前年同月比8.1%の減少となった。
また、輸入は原油(-8.8%)、鉄鉱石(-32.8%)の減があったが、液化天然ガス(+24.2%)等が増加し、2.1%の増加となった。

地域別にみると中国向け輸出の落ち込みが11.9%減と大きい。
対EUは輸出は10か月連続の減で、逆に輸入は増加し、3カ月連続で貿易赤字だった。


貿易収支と経常収支の動きを年別に長期に見ると以下の通りとなる。

 


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