Chevron Phillips Chemical、年産50万トンのPEプラント2基の建設着工

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Chevron Phillips Chemical は6月17日、テキサス州Old OceanのSweeny工場で Gulf Coast Petrochemicals Project での2回目となるポリエチレン計画の起工式を開催した。

同社は2011年3月に、シェールガス開発で得られる有利な原料を利用する計画のFS実施を進めることを発表したが、2011年12月にテキサス州のメキシコ湾岸で大規模エタンクラッカーと誘導品設備を建設する計画(Gulf Coast Petrochemicals Project)のFSを完了した。

2011/12/29  Chevron Phillips Chemical、シェールガス利用で大規模石化計画 

計画概要は以下の通りで、完成時期は2017年となっている。

製品 能力 立地 技術
エチレン 年産150万トン Cedar Bayou工場(テキサス州Baytown) Shaw Energy and Chemicals の技術
ポリエチレン 年産50万トンx 2基 Sweeny工場(テキサス州Old Ocean) 自社のLoop Slurry Technology

Sweenyのエチレン能力は1,860千トンだが、同社は2013年6月に、1炉増強して90千トン増やすと発表した。

同社は本年4月2日にCedar Bayou 工場でエタンクラッカーの起工式を行った。

今回はOld Oceanでワールドスケールの年産50万トンのポリエチレンプラント 2基の起工式を行った。

これにより、石油化学産業のなかでシェールガスを利用して米国でワールドクラスのエチレンと誘導品プラントを建設する最初の企業となる。

エタンクラッカーの設計・購買・建設は日揮とFluor EnterprisesのJVが、ポリエチレン工場の設計・購買・建設はTechnip USA とZachry Industrial の共同体 Gulf Coast Partnersが行う。

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このほか6月9日には、Sasaol と Ineosがテキサス州 LaPorteでHDPEプラントを建設するJVの設立について合意した。

2013年7月に覚書を締結し、その後検討を行っていたもので、50/50のJVを設立し、IneosのInnovene S process 技術を使用して、年産47万トンのHDPEをテキサス州 LaPorteに建設する。

Ineosが操業を請け負い、出資比率に応じて原料エチレンを持ち込み、製品を引き取る。

必要な認可は既に得ており、資金の借り入れ契約のみがペンディングとなっている。生産開始は2016年央を目指している。



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