三井物産、豪石油ガス大手買収

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三井物産は2月5日、豪石油ガス開発大手 AWE Limitedに対してTOBを実施すると発表した。

豪州国内の優良原油・ガス資産のポートフォリオを拡充すること、及び豪州石油・ ガス生産事業に於いて、より活動領域を広めるためオペレーター機能を獲得することを目指す。

2018年3月中~下旬にAWE株1株に付き0.95豪ドルで買い付けをする。50.1%以上の応募で成立し、全株の買い付けを目指す。買収額は最大で602.1百万豪ドル(約512億円)となる。

AWEは豪証券取引所に上場するが、TOB成立後は非公開となる。

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三井物産は、中国国儲能源化工集団と豪州のMineral Resources Limitedとの争いに勝ち、TOBを実施する。

AWEに対しては、2017年11月30日に中国国有の中国国儲能源化工集団(China Energy Reserve and Chemical Group=CERCG)の豪子会社が1株当たり現金0.71豪州ドルでの買収を提案、12月8日に現金0.73豪州ドルに引き上げた。

12月8日に豪州のMineral Resources Limited (MRL) が1株当たり0.80豪州ドル相当の株式交換による買収を提案、その後、現金と株式の組み合わせによる1株当たり0.83豪州ドル相当に引き上げ、AWEはこれを株主に推奨した。

2018年1月29日に三井物産が1株当たり0.95 豪州ドルでの買収を提案、AWEはMRLに対し、三井提案への対案を出すよう要請したが、期限までに回答がないため、三井物産提案を株主に推奨した。

2017/11/30 中国儲能源化工集団(China Energy Reserve and Chemical Group=CERCG)
1株当たり現金0.71豪州ドルで買収する条件付き提案
12/5 上記提案取り消し
12/8 CERCGが1株当たり現金0.73豪州ドルでのTOBを発表 総額 462百万豪州ドル
12/8 Mineral Resources Limited (MRL)
 0.80豪州ドル相当の株式交換提案
 AWEの22.325株当たりMRLの1株交付 
12/21 AWE、MRLによる改正案での買収を支持
 現金 0.415豪州ドル+MRL株式 0.0198~0.0277株
 MRL株価が15~21豪ドルの場合、0.83豪ドル相当、総額 526百万豪州ドル
2018/1/29 三井物産が0.95 豪州ドルでの買収提案
 総額 602百万豪州ドル
1/30 AWE、MRLに対し三井提案に対応した新提案を2/2までに出すよう要請
2/5 MRLが新提案を期日までに出さず。
AWEは三井提案を株主に推奨、
CERCGによるTOBを拒否

三井物産の提示額は、CERCGの買収案が昨年11月に明らかになる前のAWEの株価を74%上回る水準で、CERCGの案を30%、ミネラル・リソーシズの案を14%、それぞれ上回った。

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AWEは1997年に設立された。

同社の活動は下記の通り。

Project 立地 権益 (%) 2P Reserve 2C Contingent
BassGas Bass Basin
AWE 35.00%
Origin Energy (Operator) 42.50%
Toyota Tsusho Gas E&P Trefoil 11.25%
Prize Petroleum International 11.25%
7.0 MM BOE 30.6 MM BOE
Casino Gas Otway Basin
AWE 25%
Cooper EnergyAWE 50%
Mitsui E&P 25%
5.9 MM BOE 1.3 MM BOE
Waitsia Gas Perth Basin
AWE (Operator) 50%
Origin Energy 50%
39.0 MM BOE 43.9 MM BOE
Onshore Perth Basin
AWE

33~100%

Ande Ande
Lumut Oil
Natuna Sea,
Indonesia
AWE 50%
Santos(Operator) 50%
  33.7 MM BOE

2P Reserve (埋蔵量)はProved reserve+Probable reserve
2C Contingent (条件付き埋蔵量)は上記相当



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