三菱商事と三井物産等、米国キャメロンLNGプラント近接地でCCS事業化検討、LNG増設も

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米国Sempraの子会社 Sempra Infrastructureは5月23日、Cameron LNGのパートナーである三菱商事、三井物産、TotalEnegiesとの間でルイジアナ州でのCO2回収・貯留事業(Hackberry Carbon Sequestration project ) に参加する契約に調印したと発表した。

Sempraの100%子会社であるHackberry Carbon Sequestration LLCが既に2001年8月に本案件の事業予定地におけるClass VI 圧入井掘削に関して米国環境保護庁宛に許認可を申請済みである。

本事業は、年間最大200万トンのCO2を Cameron LNGプラントの近接地に地下貯留するもので、Cameron LNG の既存のPhase 1と本年4月に合意したPhase 2 の操業時に排出されるCO2の削減に貢献する。

今後、4社はHackberry Carbon Sequestration project のためのJVを設立する。

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キャメロンLNGプロジェクトは、米Sempra Infrastructure、三菱商事と日本郵船の合弁会社 のJapan LNG Investment、三井物産、TotalEnergiesが参画しているLNG輸出プロジェクト。

当初はフランスガス公社(GDF)と旧Suez の合併によるGDF SUEZが参加していた。GDF SUEZは2015年4月にENGIEに改称したが、ENGIEは2018年7月にこの権益を含むLNGの上流・中流事業をフランスのTotalに売却した。



2012/4/20 三菱商事と三井物産、米国産LNGを輸入へ


Sempra Infrastructureは2022年4月、三菱商事/日本郵船のJapan LNG Investment、三井物産、TotalEnergiesとの間でCameron LNG Phase2 輸出計画についてheads of agreementを結んだ。

既存の3系列(各400万トン)のデボトルネッキングによる能力増に加え、第4系列(675万トン)を建設する。

heads of agreementでは、第4系列の製品の50.2%と、既存系列のデボトルネッキングによる増産分の25%をSempraに割り当てる。増加分の残りは既存3社が配分する。

コンプレッサーの駆動にガスタービンではなく、電動モーターを活用する「E-Drive」の採用が検討されており、LNGプラントにおけるCO2排出の低減に寄与する。

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