速報 米国住宅着工統計

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米国商務省は1月17日、2007年12月の住宅着工件数を発表した。

季節調整済みの年率換算は予想の1,150千戸を大きく下回って 1,006千戸となった。
1991年5月の 996千戸以来の16年7ヶ月ぶりの低水準となった。
2006年1月は2,265千戸で最高となっており、これと比較すると半分以下で、1,259千戸も低い。

2007年の合計も 1,353.7千戸と、1993年の 1,288千戸以来、14年ぶりの低さとなった。
前年比では 24.8%減で、これは1980年の26.0%以来の大きさ。

バーナンキ米連邦準備制度理事会議長は1月17日の下院予算委員会で証言し、サブプライムローンの焦げ付きは、現時点で1,000億ドルに達し、今後「その数倍」に膨らむ恐れがあるとの見方を示した。ただ5,000億ドルには達しないとしている。

米国の住宅ローン残高は約10兆ドルで、そのうち、サブプライムローンの残高は1兆3千億ドル。 変動型ローンで2008年末までに高利率に金利が改定されるものが8,000億ドル規模あるといわれる。

 


* 総合目次、項目別目次は
   
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。

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