Dowの中国系の元研究者、経済スパイ法で有罪

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元Dow AgroSciencesの研究者のKexue Huang(黄科学)は12月21日、経済スパイ法(Economic Espionage Act)違反で 7年3か月の禁固刑の判決を受けた。 

黄科学は中国で生まれ、米国の永住権を持つカナダ国民で、吉林農業大学で生物学を専攻し、日本で博士号を取得した後、Texas A&M University、Rice Universityで研究生活を送り、2003-08年にDow AgroSciencesに勤務し、殺虫剤の開発に従事した。

2008年にバイオ技術者としてCargill に移った。

Dow AgroSciences時代に秘密情報を少なくとも2人に流した。そのうちの一人は湖南師範大学の研究者。

Cargill でも同社の秘密情報(新しい食品の製造のための主材料)を盗んだことを認めている。

 

付記

2012年1月12日、元Dowの研究員であったWen Chyu Liu (刘文秋:通称 David W. Liou) がDowの塩素化塩ビの秘密を盗み、中国企業に売った罪でルイジアナ州Baton Rougeの連邦地裁で禁固5年の判決を受けた。

1965年から1992年までDowに勤務していた。

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同様の事件はこれまでに多数起こっており、DuPontでは元社員二人が有罪になっている。

2007年に中国生まれで、後に米国の市民権を取得したGary Min(闵盖里)が同社の最も有名な製品(複数)についての推定4億ドルの価値のある情報をデータベースから盗み、懲役18ヶ月の判決を受けた。

2009年にはDuPont は同社の有機ELに関する企業秘密を盗んで母校の北京大学に持ち帰ろうとした中国生まれの研究員Hong Meng (孟鸿)を解雇した。孟鸿は有罪を認め、2010年10月に禁固14か月となった。

2009/9/12 DuPont、産業スパイを摘発

 

 

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