バイエル、避妊薬訴訟で和解

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バイエル が同社の経口避妊薬YasminやYazが血栓を起こしたとの500件の訴訟の解決のため少なくとも110百万ドルを支払うことが明らかになった。匿名のバイエル関係者が明らかにした。一人当たり220千ドルを支払う。

イリノイ州の連邦裁判所判事が1月9日に、経口避妊薬の健康リスクについて女性をミスリードしたとする裁判を、調停により解決するため、延期していた。

2009年以来、バイエルは避妊薬が時に致命的な血栓を起こすとする訴えを多数受けている。
原告側はバイエルは血栓のリスクが高いことを知りながら、他の製品より安全として販売してきたと主張している。

原告側弁護士は2004年から2008年の間に少なくとも50件の死亡が避妊薬に関係しているとのFDAの報告を引用した。

連邦裁判所に出された訴訟はイリノイ州連邦裁判所に統合された。

裁判官はバイエルの要請を受け、George Washington Universityの法学部教授に調停を要請した。

バイエルは米国での裁判の判決よりも和解を選んだ。

約11千件の訴訟が行われており、最初の解決となる。

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2011年4月に、第4世代のプロゲステロンであるDrospirenone配合のYasminやYazについて、従来のプロゲステロンと比べ、静脈血栓塞栓症のリスクが高いとする論文がBMJ 誌のオンライン版に掲載された。

FDAは2011年5月31日に注意勧告した。
FDAは835千人以上のデータをチェックし、他の避妊薬と比べて血栓の可能性が74%以上高いとしている。

本年4月10日にFDAはバイエルや他の避妊薬メーカーに対し、ラベルで血栓についての警告を強調するよう指示した。

バイエルの避妊薬の2010年売上高は1580億ドル。
 

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