番外編

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6月2日から休載していましたが、本日から再開します。(本日は3件)
引き続きよろしくお願いします。

脊柱管狭窄症の手術で入院していました。パソコン持ち込み禁止のため、休載しました。

休載中に発生した事態については、追って順次掲載します。

 

入院中、Daniel Yerginの「The Quest: Energy, Security, and the Remaking of the Modern World」を読んだ。
(邦訳は「探求 ー エネルギーの世紀」)

Daniel Yerginはエネルギー問題の世界的権威で、全世界で大ベストセラーとなった「The Prize: The Epic Quest for Oil, Money & Power」(邦訳「石油の世紀」)でピュリツァー賞を受賞している。

      両書については右上欄のアマゾン広告参照

前作では、オイルビジネス勃興から湾岸戦争までを取り上げたが、今回の「The Quest」では福島原発事故を含め、エネルギー問題全体の歴史、状況、問題点などをエピソードを含め、幅広く取り上げている。いろいろの問題が相互に影響している。

第一部 The New World of Oil   ロシア、カスピ海周辺、Super Majors の誕生、Petro-State、イラク戦争、中国の台頭など
第二部 Securing the Supply      エネルギーの安全保障、Peak oil 論、天然ガス開発など
第三部 The Electric Age     規制と自由化、燃料ソースの選択など
第四部 Climate and Carbon     アルプスの氷河への関心から始まった研究の歴史。米国と中国の姿勢など。
第五部 New Energies     各再生可能エネルギーの歴史
第六部 Road to the Future   自動車の開発の歴史
  米国のエタノール燃料は温室効果ガス対策ではない。
  Edisonは電気自動車が本命と考えたが、Henry Fordは農民と都市住民との団結を考え、エタノール混合燃料を考えた。
  禁酒法施行で給油所がもぐり酒場になるとしてエタノール燃料も禁止となった。
  旧ソ連のアフガン侵攻でのトウモロコシなどの禁輸に対応して農民保護のためエタノール使用再開。


堺屋太一の「油断!」も出てくるが、堺屋太一の名前の意味が "Big Man on the Roof of the World" となっている。
Sakai-ya をSekai-ya(世界の屋根)と間違ったらしい。



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