「原発ゼロの会」、国会議員のメンバーの募集開始

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全原発廃炉を目指す民主、自民両党などの有志議員が3月27日、超党派の勉強会「原発ゼロの会」を立ち上げた。

発足趣意書では、① 超党派で原子力政策の大転換をはかる、② 原発ゼロへの国民の思いの受け皿となるとし、
具体的政策として、① 原発依存ゼロ、② 再処理ゼロ、③ 再生可能エネルギーへの大胆な転換を挙げた。

原発ゼロの会は6月27日、政策提言を行った。
6月28日には「原発危険度ランキング」を発表した。

政策提言、ランキングは 2012/6/29 原発危険度ランキング


「原発ゼロの会」はこのたび、国会議員のメンバーの募集を始めた。

東京電力福島第一原発事故を踏まえて、我が国の政治がなすべき第一は、「原発ゼロ」に向かうという決断であるとし、7月下旬までには最終的な政策提言をとりまとめ、国民的論議に付したいとしている。

参加議員に対しては以下の点を求めている。

明確に「原発ゼロ」、すなわち今あるすべての原子炉の廃炉と使用済み核燃料の再処理を行なわないという政治的意思を持つ
   
有権者たる国民にそれを自らの政治的公約とするとともに、その所属政党を問わず信念を持って実現させることに全力をあげる
   
「国会エネルギー調査会(準備会)」への積極的な参加によって、議論の活性化をはかることに努める

 

河野太郎議員は以下の通り述べている。

あなたの地元の衆議院議員、参議院議員は「原発ゼロの会」のメンバーになっていますか。

ぜひ、あなたの地元の国会議員事務所に電話をして、国民と未来を創る側に立つのか、原子力ムラの利権を守る側に立つのか、尋ねてみて下さい。

河野太郎公式ブログ  ごまめの歯ぎしり 「原発ゼロの会 メンバー募集中」

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枝野幸男経済産業相は7月21日、民主党栃木県連が宇都宮市内で開いた集会で、原発について「わたし個人の心情で言えば、明日にでも全部止めたい」と語った。ただ、電力不足や料金の高騰などが起きるため、実際には難しい点も指摘。関西電力大飯原発の再稼働に理解を求めた。

原発に代わる電源を確保するため、再生可能エネルギーや安いシェールガスの割合を増やしたり、省エネを進めたりするには「時間がかかる」と強調した。

 



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