出光興産、カナダのPetroGasに資本参加

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出光興産は10月25日、同社とAltaGasの共同出資会社がカナダのPetroGas Energy の発行済み株式の2/3を取得する契約を締結したと発表した。2014年第1四半期の取引完了を目指す。

AltaGasは2013年10月1日にPetroGasの発行済み株式の4分の1を取得したが、今回はこれを含め、PetroGasの株式の66.7%を 共同出資会社 AltaGas-Idemitsuが取得する。

出光の負担は合計の50%の約4.4億カナダドルと見込まれる。

PetroGasは1986年にカナダ・カルガリーに設立され、カナダ西部および米国を中心にNGL、LPGおよび原油のマーケティング、物流、貯蔵、トラック輸送、抗井掘削用液体の製造、販売を行っている。


 

出光興産は、カナダ産のLNGとLPGのアジア向け輸出・販売を目指し、本年初めに AltaGasと50/50の合弁会社とパートナーシップを設立した。

AltaGasはカナダで、生ガス集積、ガス回収、NGL分留・販売、LPG・都市ガス販売、ガスパイプライン、発電事業(水力、ガス等)を行っている。

両社は、天然ガスの液化設備をカナダ西海岸に建設することについてFSを実施し、2014 年完了を目指す。

天然ガスの輸送は、AltaGas子会社のPacific Northern Gasのパイプラインを利用する。

2013/2/1    出光興産とAltaGas、カナダ産LNG、LPGのアジア向け輸出共同事業でパートナーシップを締結

 

出光では、PetroGasと資本関係を結ぶことで、AltaGasの持つLPG生産設備、PetroGasの持つ集荷・貯蔵・および鉄道貨車をはじめとする物流設備、 出光の販売ネットワークがつながることにより、LPG輸出事業の実現に貢献するとともに、原油・石油製品を日本や成長著しいアジア向けに輸出する機会を創出する等、出光の既存事業にもシナジー効果を生むものと考えている。

また、PetroGasの既存事業からもたらされる利益に加え、北米におけるNGLおよび原油の輸送ニーズの高まりによる、さらなる収益貢献が見込まれるとしている。

出光では自前の輸出基地の完成前に、PetroGasの持つ鉄道、トラック、貯蔵基地を活用し、PetroGasと関係の深い輸出基地を使ってLPGをアジアに輸出する方針という。

更に今後、カナダでガス田を取得し、ガスの開発から販売まで一貫した体制を構築するという意向を明らかにしている。





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