LG化学、逆浸透膜事業に進出

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LG化学は、米国の逆浸透(RO)膜メーカーのNanoH2Oを2億ドルで買収することを決めた。4月末までに契約完了を目指す。

NanoH2Oは2005年設立の海水淡水化に特化したRO膜メーカーで、University of California, Los Angeles (UCLA) からTFN(Thin Film Nanocomposite)膜技術の独占実施権を受けてテストを続け、2009年12月に工場を建設した。

投資家には、
Khosla Ventures、Oak Investment Partners、BASF Venture Capital GmbH、Total Energy Ventures International、中国向けファンドのKeytone Venturesなどが含まれる。

カリフォルニア州El Segundoに本社、工場、R&Dセンターを持つ。

同社のTFN膜QuantumFlux は34カ国100箇所で、日量25万m3の水を生産している。

同社は2013年10月に上海の西方250kmの揚子江デルタにある栗陽市に第二工場を建設すると発表した。45百万ドルの投資で2014年末稼動を目指す。


2013年11月に、同社はサウジで海水淡水化事業を 2件受注した。
一つは
Al Fatah Water and Power International からの受注で、Jubail の海水淡水化工場の第二期で日量13千m3の水を生産するもの。
第二はAES Arabia の設計によるKing Abdullah University of Science and Technology ("KAUST") Research Parkの淡水化設備で、日量15千m3の水を生産するもの。

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LG電子は2012年2月、日立プラントテクノロジーとの水事業に関するJVのLG-Hitachi Water Solutions を設立した。

出資比率はLG電子が51%、日立プラントテクノロジーが49%で、主に韓国における各種工場の排水処理設備や上水・下水処理施設向けの機器の製造・販売をはじめ、システムの設計・調達・建設、施設の運転・維持管理、および水処理技術の研究開発を行う。

将来的には、第三国における水事業に参画していくことも検討するとしている。

 

 

 

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