EU各国、レジ袋使用削減義務付けで合意

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EUの加盟国大使級会合は11月21日、レジ袋の使用削減策を加盟国に義務付けるEU法改正案を承認することで 満場一致で合意した。
欧州議会も原則合意しており、承認手続きは2015年春に完了する見通し。

地上のゴミや、世界の海に広がっている "plastic soup" を減らすのが目的。

http://plasticsoupfoundation.org/en/


各国は、①レジ袋の有料化か、②一人当たり年間使用量を2019年末までに90枚以下、2025年12月までに40枚以下にする削減目標設定のいずれかを求められる。
有料化は2018年末までに実施する。

EU平均では2010年に1人当たり176枚のレジ袋を使用、その殆どはリサイクルされていない。

有料化により既に90%も削減した国もあり、デンマークは1人当たり年間4枚しか使用していない。しかし、ポーランドやポルトガルはその100倍も使っている。

しかし、EU当局は削減目標設定の場合は実際の実行に困難が生じるとして批判的である。
レジ袋使用削減の努力は支持するが、各政府は法律の実施が可能でなければならないとしている。
実施できなければ、EUは裁判所に訴え、罰金を課すことにもなりかねないと示唆した。

プラスチック業界団体も、有料化には賛成だが、国によりルールが異なると、EU内の取引に支障を生じるとしている。

 


これまでのEUでのレジ袋削減の動き

  2007/3/3 ニュースのその後 - レジ袋税  アイルランド、スコットランド
  2009/9/28 アイルランド、レジ袋税を2倍に
  2011/1/8 イタリア、レジ袋禁止
  2011/5/28 EU、レジ袋禁止を検討
  2013/11/9 EU、レジ袋を2年以内に8割減


 

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