タイ PTT Global Chemical と丸紅の米国石油化学計画

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タイ PTT Global Chemical (PTTGC) と丸紅の米国石油化学計画が取りざたされている。

PTTGC は、米国のMarcellus シェールガスを利用した50億ドルの石油化学計画の検討を行っていることを明らかにしていた。

エタンクラッカーの能力は100万トンを予定しており、誘導品として、HDPE(70万トン)、EG(50万トン)、EO(10万トン)などを考えており、2020年のスタートを予定している。

丸紅は何も発表していない。

丸紅はPTTグループと、石油製品・天然ガス並びに各種設備取引等で良好な関係を構築している。

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4月22日、Ohio州知事John R. Kasich は以下の発表を行った。

タイのPTTGCとそのパートナーの丸紅は、Ohio州 Belmont County の土地をワールドスケールのエタンクラッカーの建設予定地として選んだ。
両社は今後12~16ヶ月かけて、詳細設計や認可申請を行う。

両社は過去2年にわたり、Utica 及びMarcellus シェール地域で立地の検討を行ってきた。

両社は2016年に投資の最終決定を行う。

現地紙の報道では、Belmont CountyのMead Township にあるオハイオ川沿いのFirstEnergyのR.E. Burger バイオマス発電所(木材や農業廃棄物を燃料とするもので2010年末に停止)の跡地が選ばれた。

Utica 及びMarcellus シェールの安いエタンを利用する。

なお、隣接のMonroe Countyでは新設のAppalachian Resins Inc. がMarcellus シェールガスを利用する石油化学計画を検討している。

能力27万トンの小規模エタンクラッカーとPEプラントを建設するもので、ローカル市場に合わせたとしている。

 

 

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PTTGCはタイ石油公社(PTT) 傘下のPTT Chemical と PTT Aromatics & Refining が2011年に合併したもの。

PTTGCは米国計画とは別に、インドネシアで国営石油プルタミナと西ジャワ州バロンガン製油所に隣接して石化コンプレックスを建設する方向を固め ている。

2013/7/25 インドネシアのPertaminaとChandra Asri、石油化学計画で混戦 

 


 

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