エチレンセンター10社の収益状況(2014年度)

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経済産業省は7月8日、2014年度のエチレンセンター10社の収益状況を発表した。

エチレンセンター10社の石油化学部門の売上高は、改善傾向にあったものの、昨年後半の原料価格の下落に伴う販売価格の低下や買い控えの動き等により、前年同期に比べ 7.4%の減少となった。

経常利益については、急激な原油安による在庫評価損等により、前年同期に比べ、84.7%の大幅減少となった。

石油化学部門の損益の推移は以下の通り。(億円)

年度 経常損益 営業損益
単独 単独 連結
2000 913 - 1,338
01 75 211 643
02 431 613 1,236
03 654 709 1,380
04 2,132 2,156 3,338
05 1,753 1,770 2,946
06 2,725 2,455 3,856
07 2,108 1,900 2,973
08 -1,825 -2,016 -2,034
09 -94 3 338
10 749 689 1,768
11 1,002 705 1,994
12 679 460 839
13 1,548 1,443 2,112
14 213 221 1,716



集計対象は下記の通り。大阪石油化学は三井化学子会社のため、実質10社である。

単独ベース  連結ベース 対象部門(いずれも)
旭化成ケミカルズ 旭化成 ケミカル・繊維部門
出光興産 出光興産 石油化学製品部門
昭和電工 昭和電工 石油化学部門
JX日鉱日石エネルギー JX日鉱日石エネルギー 石油化学部門
住友化学 住友化学 基礎化学部門、石油化学部門
東ソー 東ソー  石油化学部門
東燃化学 東燃ゼネラル石油 石油化学事業部門
丸善石油化学 丸善石油化学 (全社)
三井化学 三井化学 石化部門、基礎化学品部門、
機能樹脂部門
大阪石油化学
三菱化学 三菱ケミカルHD ケミカル部門、ポリマーズ部門


連結ベースは、国内及び海外の連結対象会社の変更等があるので、前年度と単純な比較は出来ない。

 


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