デンカ、「アビガン」の原料供給開始

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デンカは4月2日、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている抗インフルエンザ薬「アビガン」の原料供給を開始すると発表した。

香料や農薬、医薬品などに使われる化合物の「マロン酸ジエチル」を新潟県内の工場で5月から生産開始する。

デンカはマロン酸ジエチルの国内唯一のメーカーで、その原料となるモノクロル酢酸も国内で唯一、 デンカ子会社のデナックが生産している。

デナックは、電気化学が1976年に Akzo Zout Chemie(現 Akzo Nobel Chemical)との合弁でモノクロル酢酸の製造販売会社として設立した。

原料から最終製品に至る一貫生産体制のもと2017年4月までマロン酸ジエチルの生産を行ってき たが、海外製品との競合が激しくなり、2017年4月に国内生産を休止していた。

今回、政府から国内での一貫した供給体制構築のため生産再開の要請を受け、決定した。



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