新型コロナウイルスのイータ型、カッパ型の感染、国内で確認

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これまでにラムダ型、ミュー型感染者が確認されたことを報じた。

2021/8/9 新型コロナウイルス変異ラムダ株を空港検疫で初めて確認 

2021/9/2 新型コロナウイルスのミュー変異株、国内で初確認

今回、イータ型の感染が国内でも18件確認されていたことが、厚生労働省のまとめで分かった。昨年12月から9月3日までに、日本入国時の検疫で計18人確認された。.

一方、インド由来の変異ウイルス「カッパ株」の感染者も、これまでに検疫で19人確認された。

イータ型、カッパ型、ラムダ型、ミュー型はいずれも、世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異型(VOI)」に指定している。

WHO
判断
WHO label 最初に発見 日本の感染者
VOC:
Variants
of
Concern
アルファ(α) VOC-202012/01
B.1.1.7)
2020/9
英国
従来株よりも感染しやすく(1.32倍)、
重症化しやすい可能性あり。
ベータ(β) 501Y.V2
(B.1.351)
2020/5
南ア
従来株よりも感染しやすく(1.5倍)、
免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。
ガンマ(γ) 501Y.V3
2020/11
ブラジル
従来株よりも感染しやすく(1.4~2.2倍)、
免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。
デルタ(δ) B.1.617.2 2020/10
インド
感染力 1.95倍
VOI:
Variants
of
Interest
除外 イプシロン(ε) B.1.427およびB.1.429 2020/3
米国
従来株よりもやや感染しやすく、一部治療薬の効果を低下させる可能性あり。
ゼータ(ζ) P.2
2020/4
ブラジル
イータ(η) B.1.525 2020/12
多数国
昨年12月から9月3日までに、日本入国時の検疫で計18人確認
除外 シータ(θ) P.3系統
2021/1
フィリピン
従来株よりも感染しやすく、免疫やワクチンの効果を低下させる可能性あり。
イオタ(ι) B.1.526 2020/11
米国
カッパ(κ) B.1.617.1
2020/10
インド
これまでに検疫で19人確認
ラムダ(λ) C.37 2020/8
ペルー
感染力の強さに加え、ワクチン効果が最悪で 1/5落ちる。
南米のほか米国やドイツなど計29カ国で感染が確認
ペルーに滞在歴があり7月20日に羽田空港に到着した30代女性
ミュー(μ) B.1.621 2021/1
コロンビア
ワクチン耐性を持つ恐れ 6月26日にアラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代女性と、7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代女性で、いずれも無症状。

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