米FDAの諮問委員会は6月15日、PfizerとModerna の新型コロナワクチンの5歳未満の子どもへの接種について緊急使用許可を出すよう勧告した。近くFDAが正式に緊急使用許可を出す。
付記 FDAは6月16日に許可した。
現状は、Pfizerワクチンは5歳以上、Modernaワクチンは18歳以上となっているが、今回の諮問委の勧告が実現すれば、いずれも生後半年以上が対象となる。
Pffizer | Moderna | |
現状 | 2020/12/17 16歳以上 | 2020/12/1 18歳以上 |
2021/5/10 12歳以上 | 18歳未満は判断先送り (まれな炎症性心疾患のリスクを高める可能性評価) |
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2022/5/17 5~11歳 | ||
今回 | 2022/6/14諮問委 6~17歳に緊急使用許可の勧告 | |
2022/6/15諮問委 生後半年~4歳 | 2022/6/15諮問委 生後半年~5歳 |
今回の小児用については、Pfizerワクチンは大人の使用量の1/10を3回接種、Modernaワクチンは大人の使用量の1/4を2回接種となっている。
日本の場合は下記の通り。
Pffizer | Moderna |
2021/2/14 16歳以上 | 2021/5/21 18歳以上 |
2021/5/31 12歳以上 | |
2022/1/21 特例承認 5~11歳 |
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