秋田県湯沢市における地熱発電所の建設

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出光興産・INPEX・三井石油開発が出資する小安地熱は6月6日、秋田県湯沢市における地熱発電所(かたつむり山発電所、出力:14,990kW)計画について建設段階への移行を決定したと発表した。

小安地熱の出資比率は、出光興産とINPEXが各42.5%、三井石油開発が15%。

発電所は、蝸牛山中腹に建設する。ダブルフラッシュ方式を採用する。

(1)地下から高温高圧の地熱流体を取り出す、(2)気水分離器により一次蒸気と熱水に分離する、
(3)熱水を減圧気化器により二次蒸気と熱水に分離する、(4)一次・二次蒸気を用いて発電する。

注)上記の(3)がないのがシングルフラッシュ方式

運転開始は2027年3月を計画しており、発電した電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度の認定を受ける。(1kWh当たり:40円+税、適用期間:15年間)

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湯沢市が位置する西栗駒一帯には小安峡温泉、秋の宮温泉郷、泥湯温泉などが点在し、日本有数の地熱賦存地帯といわれている。

上の岱地熱発電所と山葵沢地熱発電所が稼働しており、他に木地山地熱発電所が計画されている。

上の岱(うえのたい)地熱発電所 山葵沢地熱発電所 木地山きじやま 地熱発電所
能力 28,800kW 46,199kW 14,900KW
運営 東北自然エネルギー
湯沢地熱
(電源開発、三菱マテリアル、三菱ガス化学)
東北自然エネルギー
運転開始 1994/6 2019 2029年予定
方式 シングルフラッシュ ダブルフラッシュ


東北自然エネルギーは東北電力の再生可能エネルギー発電事業の中核
会社として、水力、地熱、風力および太陽光の4事業会社を統合し、2015年7月に設立された。

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