ペルーにおけるメタネーション事業の共同検討契約

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丸紅と大阪ガスは7月14日、丸紅が出資するペルーのLNG合弁会社 Peru LNGとともに、ペルー共和国で合成メタンの製造・販売事業(メタネーション事業)の事業性を調査・検討する共同検討契約を締結した。

Peru LNGについて:

出資者:Hunt Oil Company 50%、SK Energy 20%、Shell 20%、丸紅 10%

南米最初の天然ガス液化プラントをペルーのPampa Melchoritaに持つ。

2010年6月に38億米ドルを投じて完成した。能力はLNG 年間440万トンで、天然ガスは近くのCamiseaガス田からRepsol YPFとPetrobrasにより供給される。

LNGは全量Repsol のガス・マーケティング子会社が18年間にわたって購入する。

メタネーションは、再生可能エネルギー等から製造される水素と、工場等から排出されるCO2を原料とし、都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術。

本事業は、2010年に運転を開始したPeru LNG基地を活用し、再エネ電力を用いて水を電気分解することで生成したグリーン水素と、回収されたCO2を用いて合成メタンを製造し、日本などへの輸出やペルー国内のガス需要に供給することを目指す。


これを実現するため、今年度は実現可能性の検討や事業性評価などに取り組む。



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