ドイツの太陽光パネルメーカー Conergy AG、破産を申請

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ドイツの太陽光パネルメーカー Conergy AG は7月5日、破産申請をした。
中国からの輸入品との価格競争と欧州市場の急速な縮小で赤字が続いていた。

独太陽電池専業大手の破綻は2012年4月のQ Cells 以来となる。
Q Cellsは2012年10月に韓国のHanwhaが買収し、Hanwha Q.Cells GmbHとなっている。

  2012/4/6     太陽電池大手 Q-Cells 破綻
  
2012/11/27 倒産したドイツの太陽光発電メーカーQ. Cells、韓国ハンファグループのHanwha Q.CELLSとして再生

 米国ではSolyndra 、中国ではSuntechなど、倒産した企業が多い。

2012/10/19 倒産した米太陽電池メーカーSolyndra、中国の太陽電池企業を独禁法違反で訴え
2013/3/15   中国のSuntech Power、倒産の危機

Conergyは1998年の創業で、2005年3月に株式公開をした。
創業以来、2.2GW以上を製造販売している。

2012年12月期の売上高は前期比37%減の4億7350万ユーロで、営業損益は8,380万ユーロの赤字だった。

2013年3月末の債務超過は9,630万ユーロ。
過去15か月にわたって、新しい投資家を入れる案を債権者と協議してきたが、まとまらず、支払不能に陥った。

2012年5月にFinancial Timesが、中国企業がConergyの株式30%の取得に向け交渉中と報じた。 社名は明らかにしていない。
Conergyと債権者が協議していたのはこの件であると思われ、関係筋は直前まで、合意に達するとの見方を示していた。

ドイツ国内に800名、海外に400名、合計1200名の従業員がいるが、3分の2がリストラ対象になる見通し。

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ドイツでは Sunways AGも5月初めに破産処理を行った。
70.88%を所有する親会社自身が倒産の危機に直面しており、支援不能となったもの。

かつて生産能力で世界最大の太陽電池用ウエハーメーカーだった中国 の江西賽維LDK太陽能高科技(LDK Solar)が本年1月、Sunways AGの増資(33%)分を220百万ユーロで引き受け、 更に4月にTOBを行い、合計70.88%の株主となった。(他に3%以上の株主はない)

しかし、LDK Solarの1-3月期決算は、ウエハー出荷量が会社予想を下回り、2桁減収となった。8四半期連続の赤字で、小幅ながら赤字が拡大した。

同社は中国の太陽電池メーカーで最も負債の多い企業で、来年に大部分が返済期限が来る。
現在、約30億ドルの負債のリファイナンスを交渉している。

 

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