NY原油は5日に一時1バレル75.40ドルとなり、4月21日の75.35ドルを超え最高値をつけたが、7日には一時75.78ドル、13日には一時 76.40ドルをつけ、夜の時間外では78.40ドルとなった。イスラエルのレバノン侵攻など中東情勢緊迫で供給不安が広がったのを理由としている。
これを受けて東京市場のドバイ原油も13日1バレル69.90ドル、14日72.00ドルと2日連続で最高値を更新した。
東京市場ナフサ・オープンスペックも13日トン当たり666ドル、14日 691ドルとなった。
石油会社、石油化学会社は製品値上げを打ち上げているが、追いつかない状態である。
因みに今の原油価格72ドル/バレルを115円のレートで換算すると52千円/klとなり、石油ショック時の最高値に近い。
当時は円レートが250円に近かったため円建てでは高かったが、ドル建て価格は現在の半分程度であった。
(グラフは年平均、nowは72ドル/バレル、115円/ドル)
なお2005年平均では51.15ドル/バレル、35,435円/klであった。
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