各社の第1四半期連結決算が発表になった。
売上高、営業損益、経常損益、当期損益を3年並べてグラフ化した。
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/2006-1q-zensha.htm
昨年の第1四半期ではほとんどの会社が前年比増益であったが、本年は増益会社と減益会社に分かれた。
特に石油化学関係での損益悪化が目立つ。原油価格アップの転嫁遅れ、中国市況の悪化などによるものと思われる。
その中で信越化学の増収増益が目立つ。
次回は総合化学大手5社の決算を分析する。
なお、アステラス製薬の営業損益、経常損益が大幅減となっているが、これはライセンス料を含む研究開発費420億円増、販売促進費などの費用417億円増などによるもの。
当期利益はゼファーマ株売却益212億円があったこと、前年には事業統合費用の計上があったことなどから、111億円減にとどまった。
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