ECはこのたび、ECの協定による州政府の補助金支払い可否を審査した結果、ドイツのバイエルン自由州(英語読みでババリア州)政府による南部エチレンパイプライン社(EPS:Ethylene Pipeline Sud GmbH & Co. KG) への補助金支払いを承認した。
パイプライン建設費150百万ユーロに対し、当初申請の50%から29.9%の44.85百万ユーロに引き下げて承認した。
EPS社はBASF, Borealis, Clariant, OMV Deutschland, Ruhr Oel, Vinnolit, WACKER のコンソーシアムで、 BASF本社工場のあるLudwigshafen (既存パイプラインの東南端)とババリアのMunchsmunsterを結ぶ 357kmのエチレンパイプラインを建設する。
ドイツ当局は、このパイプラインは既存のエチレンパイプラインと「内陸の島々」を結ぶとともに、更に西欧と中欧・東欧のパイプラインを結ぶものと、重要性を主張した。
コンソーシアム参加各社のババリアの拠点は以下の通り。
Borealis Polymere :Munich
Clariant Produkte :Gersthofen
Ruhr Oel (BP) :Munchsmunster .
WACKER:Burghausen
Vinnolit Gmbh&Co KG:①Gendorf 、② Burghausen (Wacker 敷地内)
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