Excel Polymers と三井物産、中国にゴムコンパウンドのJV 設立
Excel Polymers は12月5日、中国に三井物産とのゴムコンパウンド製造のJVを設立すると発表した。
社名は EXLP Global (Foshan) Co., Ltd. で、Excel が 61%、三井物産が 39% 出資する。広東省の順徳科学技術産業団地に年産 23千トンの天然ゴム、合成ゴムのコンパウンド工場を建設する。2008年初めの操業開始を目指す。
同社は上海に子会社 EXLP Global (Shanghai) Co. Ltd を有している。
米国には5工場、メキシコ と英国に子会社を持つ。
2006/11/14 「合成ゴム会社 Lion Copolymer, LLC」
Lion Chemical Capital とACI Capital はPolyOneからゴムコンパウンド事業を買収し、これをExcel Polymersとした。
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ウォン高 更に進む
12月7日、ソウル外国為替市場でウォン相場は7日連続でウォン高が続き、1ドル 913.8 ウォンとなり、1997年10月の 915.1 ウォン以来9年2カ月ぶりに 910 ウォン台を突破した。1ドル=900 ウォンも崩れかねないと懸念されている。
(8日は通貨当局が今年最大規模の介入を行い、1ドル=920.3ウォンで取引を終えた。但し、‘一時的な効果’に終わるという見方が強い。)
2006/8/26 「韓国の上場企業、10社中3社が赤字」
5年前は1ドル1,300 ウォンだったのが、今では1ドル970 ウォンとなっている。
日本円に対するウォン相場も100円=799.83ウォンで、ふたたび 800ウォンを割った。
2006/10/14 「韓国企業、円安ウォン高で悲鳴」
「韓国政府当局が積極的に為替防衛をしなければ、今月中に700ウォン台に下落する可能性が高い」とされている。
急激なウォン高は、海外市場で韓国製品の価格競争力を落とし、韓国経済に大きな影響を与えている。
ウォン高によって輸出と景気が悪化するという憂慮が広がり、株価と債券金利も落ちた。
来年の平均為替レートを1ドル=920ウォン台を維持すると期待しながら経営計画を立てた企業は、基準為替レートを設定し直すなど苦心している。この勢いがどこまで続くかも予想できず、当惑している。
日本も1995年4月には円高が進み、1ドル80円を割り込んだ。同年2月時点の長期プライムは4.9%に達していた。
韓国の今の状況は、多分この時の日本の状況に近いのであろう。(現在の韓国のコール金利は4.5%)
日本の化学業界は中国バブルの恩恵に加え、長期のゼロ金利政策による金利安と、その結果としての円安の恩恵も受けている。
しかし、これが続く保証はない。
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