米国商務省は16日、1月の住宅着工件数を発表した。
市場予想(約160万戸)を大幅に下回る 1,408千戸(年率)で、前月比14.3%減、前年同月比で37.8%減で、1997年8月以来の低水準となった。
昨年10月の1,478千戸(年率)から11月 1,565千戸、12月 1,643千戸と上向きとなり、回復したかと思われ、グリーンスパンFRB前議長も14日、「住宅着工件数と住宅価格は引き続き落ち込む余地があるものの最悪期は脱した」としたが、予想に比して大幅減となった。
昨年下期からの住宅不振は既にPVCや板ガラスで影響が出ているが、今後、雇用減→消費減が懸念される。
参考 2007/1/23 「ニュースのその後、米国住宅着工件数」
2007/2/16「旭硝子決算」
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