NPCの社長Gholam-Hossein Nejabat は、イランが第5次社会経済開発 5 ヵ年計画(2010-2015)で、27の石油化学計画に123億ドルを投資すると述べた。5月1日付けのイラン石油省の公式サイト Shana (http://www.shana.ir ) が伝えた。
同氏によると、2005-2010年の第4次開発計画では148億ドル、24の石化計画が含まれており、このうち、13計画が本年度にスタートする。
(既報では本年度11計画スタート 2007/4/12 「イランで本年度 11計画が生産開始」 )
また、現在のイランの石化製品生産高は 250億ドルで中東の石化製品生産の12%を占めるが、第5次計画により現在の生産量 55百万トンが 158百万トンとなり、2015年末までに中東での生産高シェアは 34%になるとしている。
世界では現在のシェアは 0.9%に過ぎないが、2015年までに 6.3%に上昇する。
石油化学製品はイランの石油以外の輸出のうち最大で、昨年度(2006/3/21-2007/3/20)では数量で 42.2%、金額ベースで 38.6%を占めている。
主な輸出化学製品はプロパン、ブタン、PE、メタノール、ベンゼン、タールで、これらが輸出高の 81%を占めている。
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