ケニアとウガンダはこのたび、環境への悪影響を抑えるため、ルアンダ、タンザニアに続き、薄いプラスチック袋の使用を禁止する。
ウガンダの財務大臣は新予算で、厚さ 30ミクロン以下のプラスチック袋の輸入と製造を禁止するとともに、他のプラスチック袋については120%の課税をすることを決めた。
7月1日から施行される。
ケニアの財務大臣も同様の制限を科した。7月1日施行の予定であったが10月1日まで延期された。
タンザニアでは2006年に東アフリカ共同体(East African Community)の先頭を切って、副大統領がプラスチック袋の全面禁止と、リサイクル可能な袋か生分解性の代替品への切り替えを命じている。
ルアンダは本年に東アフリカ共同体に参加したが、2005年に既に、厚さ100ミクロン以下のプラスチック袋の輸入と使用を禁止している。
注 東アフリカ共同体は2004年3月にケニア、ウガンダ、タンザニア3国で結成した関税同盟。
東アフリカではプラスチック袋が住宅地の道路わきでいたるところで廃棄されており、町のほとんどの下水はプラスチックで詰まっている。
ケニアの財務大臣は、今回の処理で環境に優しくリサイクル可能な袋の開発が促進されることを期待するとしており、ウガンダの大臣は今回の禁止は環境面での深刻な懸念とプラスチック袋や容器の処分が困難なことから導入されたとしている。
参考 2007/3/3 ニュースのその後 - レジ袋税
* バックナンバー、総合目次は http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm
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