Degussa親会社のRAG、グループ再編・改称

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RAG Beteiligungs-AGは9月12日、グループを再編し、Evonik Industries に改称すると発表した。2008年前半に上場を行なう。

RAGはドイツのエネルギー会社で、エネルギー、不動産と化学品を業としている。

Degussa 1999年にHuls と合併してDegussa-Huls となり、2001年にSKW Trostberg と合併して再度 Degussa と改称した。
2000
6月に両社の親会社が合併してE-On となったが、2003年にRAGDegussa 50.1%E.Onから買収し、最大株主となった。

RAG
2003年に化学品を主要事業の一つにすることを決めた。その後、Degussa株の買い増しを行い、2006年に全株式を取得した。

 

Evonik Industries は化学、エネルギー、不動産の3部門から成る。Degussa (化学子会社)、Steag (エネルギー子会社)と RAG Immobilien (不動産子会社)は新会社に統合され、これらの名前は消える。

Evonik 造語で、「新しく・クリエイティブで・革新的」という意味が込められているという。

ドイツの石炭採鉱部門はRAGの名前で残り、Evonikには加わらない。

Evonik Industries は世界の100カ国以上で活動しており、2006年の従業員は43千人、売上高は148億ユーロ、営業利益は12億ユーロを超える。

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Evonikは、上海化学工業区に新設するメタクリル酸メチルとメタクリル系スペシャリティ製品の総合製造施設の鍬入れ式を915日に行うと発表した。総額約2億5,000 万ユーロを投資する。2009年に操業開始する予定。

国家発展改革委員会NDRC2007年3月末にこの計画を承認した。
計画の詳細は明らかにされていないが、業界筋によると、以下の製品が含まれている。

 イソブチレン  105千トン
 MMA  115千トン (直酸法)
 メタクリル酸   15千トン
 ブチルメタクリレート   20千トン
 PMMA    40千トン

2006/12/14 Degussa、上海にMMAコンプレックス建設 

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