インドネシア国営企業、イランで肥料JV

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インドネシア国営で最大の肥料会社PT Pupuk Sriwijaya (略称 PusriはイランのNational Petrochemical Company International との間でイランでの肥料生産のJVを設立することで合意した。

両社は50/50のJVを設立し、6億ドルを投じてテヘランに工場を建設する。2009年の完成を目指している。
製品の50%はインドネシアで販売、残りは国際市場で販売する。

原料の天然ガスはSouth Pars ガス田からパイプラインで供給を受ける。
天然ガス価格は
100万BTU当たり3~5ドルの国際価格に対して 1ドルという安値で、これはインドネシアとの友好関係の樹立のためイラン首相が約束したものであるとしている。

別途、イランとインドネシアの両政府は西ジャワのCilegon に建設予定のLNG受け入れターミナルにイランからLNGを送る案を協議している。
ターミナルの運営を担当する国営電力会社
PT PLN はカタールからのLNG供給案が潰れたため、イランからの供給を望んでいる。
希望量は年間400万トン程度としている。

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