Basell とTrinidad and Tobago の National Gas Company、National Energy Corporation 及びLurgi AG は12月14日、Trinidad and Tobago で統合PP コンプレックスを建設するMoU を締結した。
計画ではメタノールと、それを原料とする「メタノール to プロピレン」プラント及びワールドスケールの45万トンのPPプラントを建設する。
前二者はこの分野でのリーダーのLurgi が担当、PPはBasell の Spherizone 法を採用する。
2012年のスタートを考えている。
本事業は川下分野の多角化を進め、付加価値の高いプラスチック産業の基礎をつくるという同国の戦略の基盤になるもの。
National Gas Company(NGC) は1975年に設立され、同国の天然ガスベースのエネルギー分野で主要な役割を果たしている。
National Energy Corporation はNGCグループの一部で、川下分野の推進とエネルギー分野の港湾施設の開発運営を担当している。
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2006年4月に同国政府は台湾資本の米国の石化会社 Westlake Chemical との間で、同国でエタンベースで57万トンのエチレンとポリエチレンほかの誘導品事業を行う覚書を締結している。
2006/5/26 アジア企業の海外展開
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http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。
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