アルジェリアの石油化学計画スタートへ

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フランスのTotal とアルジェリアの国営石油会社 Sonatrach 12月4日、アルジェリアのOran市近郊のArzew での石油化学コンプレックス建設の基本契約を締結した。

両社は20077月に本計画についてのMOUを締結しており、FS(特に立地と設備能力)を行なっていた。
前回発表では、Total51%、国営石油会社 Sonatrach 49%を出資する。

  

 

 

 

 

 

  

    2007/7/25 アルジェリアの石油化学計画 

具体的には、南アルジェリアのガス田のガスを原料に、Oran市近郊のArzew に 140万トンのエタンクラッカーを建設、年産110万トンのエチレン、2系列合計80万トンのポリエチレン、55万トンのMEGを生産する。製品は一部国内市場で販売、大部分は輸出する。

投資額は約30億ドルで、間もなく技術のテンダーを行い、5年以内に生産開始の予定。

両社は石油の採掘と生産でのパートナー。

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今回の締結はSarkozy 大統領のアルジェリア公式訪問中に行なわれた。

同じく124日に、両国は核での協力協定に調印した。フランスにとってアラブ・ムスリムとの最初のものとなる。
フランスが核技術を供与し、最終的には民需用の核リアクターを建設するもの。
但し、
核協定はEURATOM(ヨーロッパ原子力共同体) の承認を得る必要がある。

大統領の訪問中の成約は合計73億ドル以上になる。

Sarkozy 大統領は11月に中国を訪問。1126日に仏製の第3世代原子炉2基と、欧州エアバス製のA320型とA330型の計160機の調達などに合意する文書に調印している。

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* バックナンバー、総合目次は 
   http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。
  
項目別の索引も作成しました。

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