インドのReliance とGAILは12月4日、石油化学におけるJoint Co-operation についての MoU を締結した。
両社は原料リッチな国などで石油化学コンプレックスを建設することを検討する。
世界中で石油化学製品に対する膨大な需要があると考えており、特にガスが豊富な国で、ガスベースの大規模石油化学コンプレックスを建設するチャンスであるとみており、200万トン程度の規模を念頭に置いている。
両社でワーキンググループをつくって検討するが、候補国として、Qatar、Abu Dhabi、Bahrain、Vietnam、Australia、South Africa、Angola、 Mexico、Russia 及び旧ソ連(FSU)諸国が挙がっている。
その後、50/50の会社(Special Purpose Vehicle)を設立する予定。検討に3年間をみている。
また、両社は国内市場で製品のスワップを含め石化製品の販売での相互協力の可能性も検討する。
今回のMoU は石油化学における両社の協力の最初のものだが、3月には天然ガス分野で、天然ガスパイプライン、都市ガス、炭層メタンガス(Coal Bed Methane)、採掘・製造・メンテナンスサービスなどを含む協力についてのMoU を締結している。
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