株と原油、暴落

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金融危機のひろがりを受けて世界中で株安となっている。

10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、8営業日続落し、2003年4月以来、5年半ぶりの安値水準となる8451.19ドル(前日比128.00ドル安)で取引を終えた。
朝方は5年半ぶりに8000ドルを割り込んで、7882ドル51セントまで下がった。

日経平均は7日続落、10日の終値は8276円43銭と5年4ヶ月ぶりの安値となった。

景気後退懸念が膨らむ中、原油需要減少観測が根強く、ニューヨーク先物市場のWTI原油価格は前日比8.89ドル(10.27%)下落し、終値は77.70ドル/バレルとなった。

WTI原油は本年初日(1月2日)に一時100.00ドルと、史上初めて100ドルを超え、7月11日には一時147.27ドルを記録した。
その後は急落している。

本年の年初来の平均は112.6ドルとなっている。

2003年からのWTI原油価格の推移は以下の通り。(週末価格)

10日の東京市場でも、ドバイ原油は7月4日の過去最高値 140.60ドル/バレルから72.75ドルに、オープンスペックナフサも7月4日の過去最高値 1248ドル/トンから632ドルへ、いずれもほぼ半減している。

 


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