10月10日(金)に一時7882.51ドルを記録したダウ工業株30種平均終値は、13日(月)に 9,387ドル61セントまで上昇、13日のニューヨーク原油先物相場のWTI原油の終値も先週末比3.49ドル高の81.19ドル/バレルとなった。
各国の金融市場の安定化に向けた対策が効果を挙げた。更に14日にはブッシュ米大統領が金融安定化策を発表、公的資金をまず大手9行に注入することとなった。
しかし、15日のNY株式市場は再び暴落、ダウ採用銘柄はほぼ全面安となり、週明けの上げ幅の大半を失う結果となった。
バーナンキFRB議長が「金融市場の安定は最初の一歩だが、経済の回復には時間がかかる」との懸念を表明したことも響いた。
これを受け、WTI原油も暴落、15日の終値は74.54ドル/バレルと、2007年9月4日以来の安値を付けた。
景気悪化→株安、
景気悪化→原油需要減→原油価格低下、
ということで、原油価格が株価に連動するという構図ができた。
東京市場のナフサ、原油も下がっている。
(15日のWTIの値下がりはまだ反映されていない)
* 総合目次、項目別目次は
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。
各記事の「その後」については、上記目次から入るバックナンバーに付記します。
コメントする