LyondellBasell は1月6日、米国事業とBasell Germany Holdings GmbH について破産法 Chapter 11 (民事再生法)の申請を行ったと発表した。
それ以外の国での活動は従来通りとしている。
なお、民事再生計画認可までの間の倒産を防ぐため、80億ドルのDIPファイナンスのアレンジをしたことを明らかにした。
DIP(Debtor In Possession:占有継続債務者)ファイナンスは一時的な運転資金の手当てのことで、うち、32.5億ドルは新規借り入れ、32.5億ドルは既存の担保付借入金の再借り入れ、残り15.15億ドルは既存運転資金の再借り入れとなっている。
昨年下半期の売り上げが急減し、Lyondell 買収などによる260億ドルの借入金が重荷となり、借入金の返済期限延長交渉を行い、金利支払いを一部延期していた。
2009年1月1日 LyondellBasell、民事再生法申請も
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