原油価格上昇

| コメント(0)

29日のWTI原油価格終値は66.31ドル/バレルとなった。昨年11月上旬の水準。

株式市場が底堅く推移する中、景気底打ちへの期待感が先行、原油の買い戻しが続いている。
米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことも反映した。

OPECは28日、臨時総会で原油生産の追加削減見送りを決めた。
サウジアラビアのヌアイミ石油相は年末までに75-80ドルに達する可能性もあると指摘した。

東京市場でも、ドバイ原油は終値64.00ドル/バレル、オープンスペックナフサは569ドル/トンと値上がりした。

29日発表の通関統計では、輸入ナフサの平均価格は29,628円/kl となり、前月比約1,000円のアップとなった。

  2008年 2009年
1月 65,961 21,500
2月 64,562 23,836
3月 63.597 28,632
平均 64.653 24,970
4月 63,392 29,628
5月 68,205  
6月 74,877  
平均 68,877  
7月 81,933  
8月 86,801  
9月 82,708  
平均 83,820  
10月 66,923  
11月 48,456  
12月 29,780  
平均 50,047  

国産ナフサ基準価格は3ヶ月ごとの平均輸入価格に2,000円/kl を加算する。


* 総合目次、項目別目次
   http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。

  各記事の「その後」については、上記目次から入るバックナンバーに付記します。


コメントする

月別 アーカイブ