Bayer、外部からCEOを招請

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BayerのSupervisory Board は9月15日、新しい体制を発表した。

現在のCEOのWerner Wenning (62) は2010年9月30日付けで退任し、後任には米国の試験機器メーカーThermo Fisher Scientific の社長兼CEOのDr. Marijn E. Dekkers (51) が就任する。同氏は2010年1月1日に役員会メンバーとなるとともに、
当面 Bayer HealthCareのCEOに就任する。

Werner Wenning は2002年4月にDr. Manfred Schneide の後任でCEOに就任した。

Dr. Marijn E. Dekkersはオランダ生まれで、オランダと米国の市民権を有している。

オランダでPh.Dを取得後、1985年にアメリカにわたり、General ElectricのR&D center に就職した。1988年にGE Plastics のpolymer materials researchのヘッドとなった。GEプラスチックで30の特許を取っている。

1955年にAlliedSignal (1998年にHoneywellと合併、現在はHoneywell International)に移り、Specialty
 Films and Fluorine Chemicals グループ、Electronic Materials グループなどのトップとなった。

2000年に試験機器メーカーThermo Electron のCOOとなり、その後CEOとなった。2006年にFisher Scientificを合併してThermo Fisher Scientific とし、従業員35千人、売上高105億ドルの大企業に育てた。

2年前にBiogen Idecの社外取締役になっている。


    


* 総合目次、項目別目次
   http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htm にあります。

  各記事の「その後」については、上記目次から入るバックナンバーに付記します。


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