国土交通省が4月30日に発表した3月の新設住宅着工戸数は65,008戸で、16カ月連続の減少となった。
これにより、2009年度の着工戸数は775,277戸となった。1964年度の764,619戸以来、45年ぶりの80万戸割れとなった。
1987年度には1,728,534戸と記録したが、1998年度から120万戸程度で推移、2007-8年度に100万戸に下がり、昨年度は遂に1987年度の半分以下となった。
この影響を大きく受けているのがPVCで、国内出荷数量は最盛期の200万トンから順次減少し、2009暦年では遂に100万トンを割り、96万トンとなった。
なお、米国の住宅着工戸数はサブプライムローン破綻の影響を受けて更に低迷しており、ピークが2005年の2068千戸であったのが、2009年は554千戸にまで下がっている。
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