三井物産は8月3日、第1四半期決算を発表した。
その中で、70%を出資する三井石油開発の孫会社MOEX Offshore 2007の原油流出事故について詳しく説明している。
BPからは8月3日時点で総額480百万ドルの請求を受けていることを明らかにした。
支払いを留保しているが、BPとの解決に向けての協議は引き続き行っていくとしている。
別途入手した情報では、BPの請求額は以下の通りとなっている。
Anadarko MOEX 5月分 272百万ドル 111百万ドル 6月分 919百万ドル 368百万ドル 合計 1,191百万ドル 479百万ドル
三井物産では、本四半期において、本件に関して以下の経理処理を行っている。
固定資産評価損 21億円 (鉱業権の評価損)
雑損失 金額不明 (建設仮勘定に入れていたこれまでの探鉱費用を費用処理)
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