Rio Tintoと日本の鉄鋼大手は2010年10~12月期の鉄鉱石価格について、7~9月期より約13%下げることで合意した。
6~8月のインド産中国向けのスポット価格の平均値から算出した。
中国での需要減少が要因で、原料用石炭(原料炭)もBHPとの交渉で同7%の値下げで決着している。
鉄鉱石の新しい価格は1トン約127ドル、原料炭は約210ドル。
参考 2010/6/12 鉄鉱石価格、7~9月期 23%値上げ
鉄鉱石と原料炭の価格が4半期決めに変更となったのに伴い、日本の鉄鋼メーカーと自動車メーカーは、鋼材価格交渉で、これまでの年契約を見直し、半期ごとの改定で合意している。
下期の鋼材価格交渉のベースは10~12月期と2011年1~3月期の原料価格となる。
2011年1~3月期の鉄鉱石価格は、9~11月の中国向けスポット価格が基準となるが、一時120ドル台に下がった価格は足元は150ドル程度で推移しており、先行きの不透明感は強い。
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