原油価格が上昇している。
12月2日のNY原油先物は前日比1.25ドル高の88.00ドル/バレルとなり、2008年10月上旬以来の高値となった。
3日は更に上昇、終値は89.19ドルとなった。年初来の平均は78.8ドル。
米欧の株価が急反発したことに追随した。(グラフのように、最近は原油価格と株価が連動している。)
また、為替市場でドル安が進んだため、ドル建て資産である原油に投機資金が流入した。
これに合わせて、日本の原油価格、ナフサ価格も上昇した。
12月3日にはドバイ原油は87.50ドル/バレル、ナフサは850ドル/トンと、いずれも2008年の価格急落以来の最高値を記録した。
最近の輸入ナフサ価格は以下の通りとなっている。
7月 | 42,352 | 円/kl | |
8月 | 39,972 | ||
9月 | 39,715 | ||
平均 | 40,705 | 第3四半期 国産ナフサ基準価格 @42,700 | |
10月 | 40,685 |
11月、12月の輸入価格は更に上昇する。
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