原油価格上昇

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東京市場のドバイ原油価格は、1月31日の94.80ドル/バレルに続き、2月1日は95.60ドルとなり、2008年9月以来、2年5か月ぶりの高値となった。 → 付記 2月2日は96.80ドル、3日は更に上昇し98.50ドル。

New York市場のWTI原油も1月31日の終値は92.19ドル、一時92.84ドルの高値を付けた。(2月1日は90.77ドルに下落)

北海ブレント先物は1月31日、金融危機が起きた2008年以降初めて1バレル100ドルを突破し、終値は101.01ドルとなった。
2月1日も続伸し、一時102ドル台まで上昇、終値は101.74ドルとなった。

エジプト情勢の混乱を受けスエズ運河の航行に対する警戒が高まっていることなどが背景となっている。
日量100万バレル以上の石油が通過するスエズ運河が通行不能になれば、湾岸産油国からの供給が途絶する恐れがある。
また、エジプトやチュニジアで起きた政治的混乱が、湾岸産油国全体に広がることも懸念される。


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