BPと三井石油開発、メキシコ湾原油流出事故損失負担で和解

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BP520日、メキシコ湾原油流出事故の損失負担で三井石油開発(及び子会社MOEX USA とその子会社で事業参加者のMOEX Offshore 2007 LLC )との間で合意に達したと発表した。

三井石油開発は
BPに対し、106500万ドルを支払う。

三井石油開発の出資は
10%で、これまで累計で約21.44億ドルの請求を受けていた。
2011228日時点で185600万ドル)

三井石油開発はは当該鉱区の全権益をBPに譲渡、また本事故に関与する当事者に対する請求権をBPに譲渡する。

今後発生する本事故関連費用について、BPは三井石油開発に対して請求を行なわない。
また、三井石油開発に対する第三者の請求の大部分は
BPが全額補償する。

水質浄化法に基づく米当局からの制裁金や州の環境法に基づく制裁金など(civil, criminal or administrative fines and penalties, claims for punitive damages, and certain other claims) は和解の対象外で、今後負担が生じる可能性がある。

両社は互いの訴訟を取り消すことでも合意した。

なお、25%の株主のAnadarkoも支払いを拒否し、New Orleansの連邦判事に対して、BPがパートナーシップ契約に違反しているとして、原油流出事故による損害や復旧費用の負担の責任がないことを確認するよう求めているが、BPとの話し合いに応じるとしている。


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