国際石油開発帝石(Inpex)はShell が西豪州沖合WA-44-L鉱区にて開発中のPrelude FLNGプロジェクトの17.5%の権益を取得することで合意したと発表した。
プロジェクト概要 | |||||||||||||
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西豪州Broome市の北北東約475kmの沖合 | FLNGの構想図 | ||||||||||||
Shellは、オペレーターとして2011年5月に世界初のFLNG方式によるプレリュードガス田およびコンチェルトガス田の開発についての最終投資決定をし、現在開発作業中。
なお、両ガス田に隣接するIchthys ガス・コンデンセート田については、2012年1月に国際石油開発帝石(INPEX)が最終投資決定を行った。生産開始は2016年12月末の予定。
権益比率は以下の通りで、INPEXがオペレーターとなる。
INPEX 72.805 % Total 24.000 東京ガス 1.575 大阪ガス 1.200 東邦ガス 0.420 天然ガスはDarwinに建設する陸上プラントで液化してLNGとLPGとして生産・出荷、また洋上貯油・出荷施設(FPSO)でコンデンセートを生産・出荷する。
2012/1/16 国際石油開発帝石、豪州イクシスLNGプロジェクト 最終投資決定
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Inpexはインドネシア共和国アラフラ海Masela鉱区Abadiガス田の開発において、FLNG方式による開発準備作業をオペレーターとして実施している。
Inpex 90%、EMP Energi Indonesia 10%でInpexがオペレーターで開発を進めていたが、技術的に難しいFLNG方式を採用しているため 、当初の年450万トンの計画を年250万トンでスタートすることでインドネシア政府の承認を得た。
Inpexは2011年7月、Shellを戦略的パートナーとし、権益30%を譲渡した。
Inpexでは今回のPrelude FLNGプロジェクトへの参画により得られるShellの経験・知見を活用することにより、Abadi LNGプロジェクトを一層着実に遂行できることを期待している。
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同社のインドネシア及び豪州近辺の開発プロジェクトは以下の通り。
インドネシア
①マハカム沖鉱区およびアタカユニット(*はオペレーター)
②南ナトゥナ海B鉱区
③マセラ鉱区(アバディ)
④ベラウ鉱区ータングーLNGプロジェクト
詳細は http://www.inpex.co.jp/business/indonesia.html
オーストラリア・チモール海
① WA-35-L 鉱区(ヴァンゴッホ油田)、WA-43-L鉱区(ラベンスワース油田)ほか
② WA-37-R鉱区(イクシス)ならびに周辺鉱区
③ バユ・ウンダンプロジェクト
④ キタン油田
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