BASF、Cargill、Novozymesの3社、バイオベースのアクリル酸商業化を目指す

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BASF、Cargill、Novozymesの3社は8月17日、再生可能原料からアクリル酸を製造する技術の共同開発の契約に調印した。

アクリル酸は現在、プロピレンの二段階酸化により生産されている。

プロピレン→アクロレイン→アクリル酸

3社は再生可能原料からアクリル酸を製造する技術を開発する。

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CargillNovozymes は20081、再生可能原料から3-ヒドロキシプロピオン酸(3HPA)を経由してアクリル酸を製造する技術を共同で開発する契約を締結した。

バイオ技術でつくった微生物を使用して砂糖(グルコース)を発酵させて3HPAに変換するもので、米エネルギー省から150万ドルの支援を受ける。
3HPAはその後、アクリル酸を含む幅広い化学製品に変えられる。

両社はその後、効率的に3HPAに変換できる微生物の開発を続けてきた。

今回、BASFがこれに参加、3HPAをアクリル酸に変換するプロセスの開発で協力する。

BASFは世界最大のアクリル酸メーカーで、同社はバイオベースのアクリル酸から高吸水性樹脂の生産を計画していた。

B社はBASFC社はDowD社はArkema(元 Atofina

 

 

 

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