オマーンの石油化学の現状

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Oman Oil Company (OOC) は1992年に政府100%出資で設立された。

PP計画と芳香族、PTA、PET計画、EDC計画には韓国のLGが参加している。
エチレンとPE計画にはDowが参加する予定であったが、取り消しとなった。

Sohar、Salalah、Sur の3か所で事業が行われている。

なお、Oman Oilは韓国のGSグループの中国子会社で、山東省でパラキシレンを生産する青島麗東化学工業に30%の出資を行っている。


立地:Sohar
 
 

2006/6/3 湾岸諸国の石油化学ー4 オマーン

2012/12/28  オマーン石油とLG、オマーンでPTA、PETのJV 

 
 

2007/7/20 建設費アップでダウのオマーン計画延期

 
 
       参考 Methanol Holdings (Trinidad)


立地:Salalah
 
 
        2008/4/18 オマーンのOctal PetrochemicalsPET樹脂 80万トン体制へ
 


立地:Sur
 

 

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青島麗東化学

Oman Oil は2005年に青島麗東化学工業(Qingdao Lidong Chemical)の30%を取得した。

出資: GSアロマティックス 60%   韓国GSグループ(2005年にLGから分離)のオーナー一族のシンガポール法人  
  Oman Oil 30%      
  青島紅星化学 10%   省政府の企業で、主に無機塩(特にバリウム、炭酸ストロンチウム)、その他を生産  

立地: 山東省青島市の青島経済開発区

製品: ベンゼン         250千トン
    トルエン        150千トン
    パラキシレン 700千トン 
          ラフィネート   113千トン


2006/11/3  韓国GSグループの山東省パラキシレン工場、近く商業生産開始
                 

Oman Oil とLGは上記の通り、Soharにパラキシレン、PTA、EDC、PPのJVを持っており、この関連でLGから分離したGSの中国計画に参加したと思われる。

                 

         




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