3月5日のニューヨーク株式市場は、アメリカの景気や企業業績の回復への期待を背景に、取引開始直後から多くの銘柄に買い注文が広がり、ダウ平均は史上最高値を更新した。
ダウ平均は一時 14.286.37ドルをつけ、過去最高の2007年10月11日の 14,198.10ドルを5年5か月ぶりに更新した。終値も
14,253.77ドルとなり、2007年10月9日の14,164.53ドルを更新した。
先週から高値が続いていた。
終値 一時 過去最高 14,164.53
(2007/10/9)14,198.10
(2007/10/11)2/27 14,075.37 28 14,054.49 3/1 14,089.66 4 14,127.82 5 14,253.77 14,286.37 付記 その後も14日まで、最高値更新が続いた。
終値 一時 3/6 14,296.24 14,320.65 7 14,329.49 14,354.69 8 14,397.07 14,413.17 11 14,447.29 14,448.06 12 14,450.06 14,478.08 13 14,455.28 14 14,539.14 14,539.29
これに対し、3月5日の東京株式市場では、日経平均株価は11,683円45銭となり、2008年9月29日(11,743円61銭)以来、約4年5カ月ぶりの高値を付けた。(レーマンショック前の2007年の最高値 18,300円39銭にははるかに及ばない。)
しかし池田信夫ブログは、「最近の日経平均の動きは為替に比べても上ぶれしており、これは日本経済の実態を反映しないバブルである」としている。
「今まで日本株は出遅れていたので水準訂正するのは理解できるが、日経平均はPERでみると25倍を超えており、NYダウ(12倍)や(ロンドン市場の)FT100(11倍)の2倍以上である。」
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