10月23日は「化学の日」

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日本化学会、化学工学会、新化学技術推進協会、日本化学工業協会は10月23日を「化学の日」、10月23日を含む週(月曜日~日曜日)を「化学週間」と制定したと発表した。

10月23日は、アボガドロ定数(Avogadro constant:1 molの物質中に存在する粒子の数≒6.02×1023乗)に由来する。

イタリア出身の化学者、Amedeo Avogadroにちなんで名付けられたもので、記号 NA で表す。
質量数12の炭素(12C)の12グラム中に含まれる炭素原子の数で定義され、6.022045×1023mol-1の値をもつ。

4団体では、「化学の日」「化学週間」について広く市民、社会に広報・周知を図り、化学への理解増進・啓発活動に取り組むとしている。

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米国でも10月23日を National Mole Day(モルは記号はMolだが、英語はMole)、この週をChemistry Week と定め、さまざまなイベントが行われている。
但し、米国ではChemistry Week は10月20日(日曜)~10月26日(土)となっている。

Mole Dayは最初、1980年代にThe Science Teacher誌に記事が出た。これを見てMaurice Oehlerという教師が1991年に National Mole Day Foundation を設立した。

National Chemistry Week は1987年にNational Chemistry Dayとしてスタートした。
1997年に毎年のテーマを決めることとなった。

本年のテーマは"Energy:  Now and Forever!"となっている。
   http://www.acs.org/content/acs/en/education/outreach/ncw.html



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