特定非営利活動法人「アジアに架ける橋」というのがあります。
筆者の友人で化学会社OBの白木誠君が開設したもので、東南アジア、主にミャンマー連邦共和国、の農村部において貧困削減を通じた地域開発に関する支援活動を行い、当該地域の住民の生活向上、地域の発展に寄与することを目的とするものです。
白木君は定年退職後、JICAの仕事でケニアに駐在した後、2009年から3年間、日本財団の助成事業の代表として、ミャンマー で「学校建設を通じた地域開発」を行いましたが、その間、農村部を頻繁に訪問しその実情に触れ、都市部との想像を超える格差を目の当たりにし、農村部を取り巻く劣悪な環境やインフラの不整備が問題解決の大きな阻害要因となってい ることを知りました。
化学肥料や農薬は全て隣国のタイ、中国などからの輸入或いは密輸品であり価格も高く、商品説明はすべて中国語あるいはタイ語などであり、適正使用が妨げられている。
農道、生活道路は雨季は車輌通行が困難を極め、それにより都市部から移入される生活必需品の価格は高騰し、更には農産物の市場への搬送が極度に滞り、経済的発展が妨げられている。
開発援助は今後も進められるが、農村部全域をカバーする状況にはなく、その網の目から漏れた部分を草の根的に補完することの重要性に鑑み、本 NPO を設立することとしたものです。(設立趣意書より)
目的
東南アジア地域(主としてミャンマー連邦共和国)の農村部に居住する人々に対して、地域開発、貧困削減に関する支援事業を行い当該地域の住民の生活向上、地域の発展に寄与することを目的とする。
活動内容
1) 農業生産性の向上
2) 循環型農業の普及、農薬・化学肥料の適正使用の啓蒙
3) 農村のインフラ整備(道路、農業用灌漑池、水路の建設、補修)
4) マラリアなど農家の労働力の低下を招く感染症への対策・啓蒙
5) その他、目的達成に必要と思われる事業
ホームページは http://members3.jcom.home.ne.jp/baa-jp/index.html
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