WHOは9月5日、2種類のエボラ出血熱のワクチンが、早ければ11月から利用可能になると発表した。

一つは上記のGSKのもの。
もう一つはカナダのPublic Health Agency が最初に開発したもので、NewLink Geneticsの100%子会社のBioProtection Systemsが独占実施権を得ている。

WHOは9月にジュネーブで開いた専門家会合で、エボラ出血熱の治療や予防の方法を検討し、この2種類が利用可能になるとの見解に至った。

 

米国のMerckは11月24日、NewLink Geneticsとの間でNewLinkのエボラワクチン rVSV-EBOV について研究、開発、製造、販売のグローバルの独占実施権を受けるライセンス契約を締結したと発表した。

2015年初めの第1段階の臨床試験で好結果が出れば、大規模な試験が行われる。

 

参考 2014/10/29  エボラ出血熱ワクチンの開発進む